1. 雨水ネットワーク
  2. 雨水ネットワークについて

雨水ネットワークについて

『雨水ネットワーク』は、雨水活用や雨を主とした水循環系の健全化等に関わる市民・企業・行政・学会等が形成する “緩やかな情報のプラットフォーム” です。

2008年8月「深刻化する都市の水危機を総合的に解決する手段」として、また、「健全な水循環系の再生」を目指し、地域を越え、枠組みを越え、情報の交換や共有、協働を行う『雨水ネットワーク会議』として設立され、2014年「雨水の利用の推進に関する法律」の施行をきっかけに、雨水活用新時代に向けてより活動の場を広げるべく、2015年8月に『雨水ネットワーク』と改名されました。

近年、地球温暖化に伴う気候変動によって、世界各地で洪水や渇水が多発し、深刻な浸水被害や食料生産への影響が懸念されています。国内においては、都市におけるゲリラ豪雨の発生や各地での記録的な集中豪雨の発生増加に伴い、雨との関係を見つめなおし、その付き合い方を考え直す必要性が高まっています。

本来、“雨” は貴重な水資源であり、貯留することで身近な水源として役立ちます。また、雨を積極的に、浸透、蒸発散させることによって、地下水の涵養や地域の健全な水循環系を育みます。雨水を排除するのではなく、“雨水をためて活かすことが当たり前の社会” を実現するためには、雨水活用に関する研究や技術開発をはじめ、啓発や環境教育など、様々な分野の人々が協働して取り組んでいかなければいけません。そのため、『雨水ネットワーク』は、雨水活用等に関する情報交換や交流を通じて、水循環の健全化に貢献し、持続可能な社会が構築されることを目指して以下の活動を行っていきます。

  1. 雨水に関わる人々のための情報プラットフォームづくり
  2. 雨水に関わる人々のネットワーク拡大と交流・協働の促進
  3. 雨水に関する知識や技術情報の収集と蓄積
  4. 雨水に関する情報の発信
  5. 雨水に関わる人々の情報交換および交流を目的としたイベントの開催

雨水ネットワーク 組織構成

雨水ネットワーク 会員リスト

会則

1.名 称

本会は、『雨水ネットワーク』と称する。

2.目 的

雨水ネットワークは、市民、行政、企業及び研究者等が、雨水活用や雨を主とした水循環系の健全化などに関する情報や取り組みの成果を、地域を越え、枠組みを越えて共有し、それぞれが連、協働して雨水活用の普及に取り組むことを目的とする。

3.活 動

雨水ネットワークは、前述の目的を達成するため、雨水に関する情報交換、交流、協働 等に取り組む。

4.構 成

1】雨水ネットワークは、その目的に賛同する市民、行政、企業及び研究者等をもって構成する。
2】雨水ネットワークには、次のものを置く。
 ・代表者
 ・世話人会
 ・アドバイザー
 ・事務局
 ・行政グループ
 ・企業グループ
 ・市民グループ
3】代表者は、世話人会にて選出し、本人の同意をもって決定する。
4】世話人会は、雨水ネットワークの目的に賛同する団体の代表者で構成し、雨水ネットワークの主導役を務める。
5】雨水ネットワークは、国土交通省、環境省をアドバイザーとして活動する。
6】事務局は、雨水ネットワーク全体および行政・企業・市民各グループの運営事務を行う。
事務局の運営等については、世話人が決定する。
7】雨水ネットワークには、顧問を置くことができる。

5.その他

1】本会則に定めるものの他、雨水ネットワークの運営に関する事は、世話人会により定める。

附 則

この会則は、平成20年8月6日から施行する。

附 則

この改正会則は、平成27年8月22日から施行する。

雨水利用相談所全国大会