飲む雨水
  〜インフラとヒトの変化から考える飲むあまみずの近未来
【趣旨】
  人類は古代から雨水を飲用水源として活用してきた一方で、文明が進化した現在では、遠くの水を  
 ポンプとパイプで送水する近代の水道インフラが整備されたこと、および雨水を「飲用水」として扱うた  
 めの法的・技術的なインフラが不足していたことが、我々が雨水から離れた原因であると考えています。  
  今、人口減少やインフラの老朽化が進み、近代インフラで繋がっていた人が再び過去のように離散する  
 時代が到来しつつある中で、飲む雨水に再び注目が集まっています。  
  本分科会では、(1)雨水を飲まなくなったのは、いつ頃からなのか、なぜなのか?という問いから  
 初めて、(2)雨水を飲めるようにする最新の技術の進化について、ご紹介いただきます。さらに、  
 (3)近代水道の次に訪れる、飲む雨水を活用した未来型水道システムの形を議論したいと思っています。